こんにちは!
トレーナー育成講師の井上裕司です。
今回は「野球の野手に必要な筋トレ」について、わかりやすくご紹介します。
野手として守備や打撃のパフォーマンスを高めるためには、走力・肩の強さ・打球の飛距離など、さまざまな要素が必要です。
その基礎となるのが、筋力トレーニングです。
でも、「どこを鍛えたらいいの?」「どんなトレーニングが効果的?」と悩む方も多いのではないでしょうか?
この記事では、難しい専門用語を避けながら、野手として役立つ筋トレメニューを紹介していきます!

🔍まず知っておきたい:野手に求められる力とは?
ポジションにもよりますが、野手には以下のような力が求められます:
- 打撃力(バットのスイングスピード・飛距離)
- 走力(盗塁や守備範囲の広さ)
- 送球の強さ・正確さ
- 守備時の瞬発力・反応速度
これらを高めるためには、日々の練習に加えて、全身をバランスよく鍛える筋トレが効果的です。
💪おすすめ筋トレメニュー【部位別】
以下では、野手にとって重要な筋肉と、それを鍛える基本的なトレーニングメニューをご紹介します。
① 下半身の強化(走力・スローイング・打撃の土台)
- スクワット
→ 太もも・お尻を中心に下半身全体を鍛えられる定番種目。 - ランジ
→ 片脚ずつ鍛えることでバランス感覚も養えます。 - カーフレイズ
→ ふくらはぎの強化で、瞬発的な動きがスムーズに。
② 体幹(軸の安定・スイングのパワー)
- プランク
→ 姿勢を保つ筋肉を鍛え、フォームの安定につながります。 - ロシアンツイスト
→ 回旋動作に強くなり、スイング時の出力UPに効果的。
③ 上半身(スローイング・バッティング)
- 腕立て伏せ(プッシュアップ)
→ 胸・肩・腕を同時に鍛えられる万能種目。 - チューブトレーニング(肩周り)
→ 肩関節を傷めにくく、コントロールや肩の強さUPに◎ - 懸垂(チンニング)
→ 背中や腕の引く力を鍛える。送球動作に直結!
⚾自主トレのポイント|継続しやすい環境を作ろう
トレーニングは「継続」が最も重要。
無理なく続けるためには以下のような工夫がおすすめです:
- 曜日ごとにメニューを分けて取り組む(例:月曜は下半身、木曜は体幹)
- 自重トレーニングを中心にして、器具がなくてもできるようにする
- 仲間と一緒にやると習慣化しやすい
また、動画でフォームを確認したり、記録をノートに残すのも、モチベーション維持につながりますよ。
🎯筋トレは野球の技術とリンクしている!
筋トレは単なる「筋肉づくり」ではなく、実際のプレーと直結する動きの質を高める手段です。
たとえば…
- 打撃で「バットが振り抜ける」=体幹と下半身の連動
- 送球で「強い球が投げられる」=肩・背中のパワーと安定性
- 守備で「一歩目が速くなる」=下半身の反応力
筋力アップ=プレーの精度UP、と考えると、日々のトレーニングにもやる気が出ますよね!
📝まとめ|野手として筋トレを味方にしよう
野球の野手にとって筋トレは、「土台を作る」ための大切な要素です。
難しいことを考えるより、まずは基本的な動きをしっかり、コツコツ続けていくことが一番の近道。
自分のプレーにどんな力が必要かをイメージしながら、トレーニングに取り組んでみてくださいね。
「今日の1回」が、未来のプレーに必ずつながります!
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