麦飯、そばの栄養源、栽培野菜の薬用効果とは?

こんにちは!
パーソナルトレーナーの井上です。

私たちの食生活で、小麦にかなり助けられています。

パン・パスタ・うどんなどが小麦から作られています。

薄力粉強力粉の区別はご存じでしょうか?

料理やお菓子に使う薄力粉よりも、たんぱく質が多い強力粉はパンに使用されます。

うどんは薄力粉か、薄力粉と強力粉の中間の中力粉を使います。

小麦、麦飯の栄養

小麦のたんぱく質は、グリアジンとグルテリンです。

これらをまとめてグルテンと言います。このグルテンは加水分解すると、グルタミン酸になります。

これは頭を良くする成分として知られていますが、脳はこのグルタミン酸の濃度が含有量が多く、脳や神経の機能に必要なアセチルコリンの産生に関わってくるからなのです。

当然パンはグルテンが多い強力粉が使われていますが、精白度が高く栄養価が低くなっているので、パンのみの食事では不十分だといえます。

パンでも真っ白なものよりも、

ライ麦・玄米・ソバ・胚芽などの混入されたものの方が、はるかに栄養価が高く健康的です。

麦飯は、大麦を精製しないひき割麦などを混ぜたご飯です。

ビタミンB1・ビタミンEが豊富で、脚気の予防や神経・脳の働きを助けます。

大麦のたんぱく質は、

ホルデイン・アルブミン・グロブリンなどが含まれ、小麦同様グルタミン酸を多く持っています。

また、繊維やフィチン酸も含むため、便通もよくなり、高血圧を予防します。

白米に比べて消化が早く

例えば、白米50㌘の消化に一時間半はかかりますが、
麦飯は、同じ時間で100㌘消化できると言わています。

ソバの栄養

ソバは細胞に活力を与える病人食にもなります。

白いソバの花は、高冷で荒地でも強く育ち、そういった花ほど美味しいソバができるのです。

ソバ粉には、良質なたんぱく質が含まれ

ビタミンB1・B2・D・Eが豊富で、アルカリ度も高いです。

消化が特に良いですが、色に黒い外皮が混じったものを選びたいものです。

ソバの黒い外皮は腸の働きを助け、便通を良くし、利尿作用もあるので、老廃物を除去し、血液をきれいにしてくれます。結果血管に柔軟性がつき血圧も正常にしてくれます。

また、ソバに多く含まれているルチンは、抗酸化作用があり、毛細血管が破れるのを防いでくれるのです。寄生虫の駆除もしてくれる。シスチンをたくさん含むので、美肌効果も期待できます。

日本蕎麦は、一度茹でこぼして作るので成分流してしまいますし、つなぎに何割か小麦粉を加えています。

食べる時は、なるべく黒いソバで、タレも人工甘味料入りの甘いつゆではないものを選びましょう。

栽培野菜の薬用効果

青緑の野菜

野菜をしっかり食べている人はどのくらいいますでしょうか?

食べている人でも、「なんとなく健康に良さそうだから」という人が多いのではないでしょうか?

効果を知って食べると更に食に対する喜びが増すことでしょう。

青緑色の葉野菜をどれだけ食べていますか?

野菜といえば、キャベツ、レタス、トマトにドレッシングをかけて、サラダとして食べる。

こういった淡色野菜は手間もかからず調理は簡単ですね。

ほうれん草、小松菜、カブの葉などの青緑の野菜はゆでたりしなければなりません。

青緑の野菜にはマグネシウムが多く含まれているのですが、そのまま食べるとカルシウムの吸収を妨げてしまうため、調理して中和します。

でも、この手間を嫌がる人いますよね?

青緑の野菜こそ太陽のエネルギーを吸収しているのです。太陽が育てていると言っていいのではないでしょうか?

この細胞の中に葉緑素(クロロフィル)がいっぱいです。この葉緑素は鉄分を含み、血液の製造元となることはご存じかと思います。

根野菜

青緑野菜が太陽で育ったのであれば、根野菜は大地に育てられた野菜です。

しっかり根をはって育つ野菜は、直接ミネラルを土からもらい、バクテリアを吸収します。

こういった大地で育ったゴボウやニンジンと一緒に海藻類もどうでしょうか?

全身の血液が浄化されていき、ビタミン、ミネラルが豊富なため、骨・細胞・神経などが働き、健康づくりができるのです。

根野菜を食べると盲腸にならないといわれるくらいで、腸の働きを助け細胞に活力をつけてくれるアルカリ食品でもあります。

しかし、ゴボウは手が汚れるし調理が面倒なので、食べる人が少なくなってきているらしい…

パセリの薬用効果

料理の皿に添えられたパセリ。

引き立て役として活躍するパセリですが、ほとんど残しますよね?

まぁ、飾りと思っている人が多いようなので💦

なにが言いたいかというと、パセリは残さず食べよう!といいたいわけなのです。

古代ギリシャ・ローマからすでにパセリは食中毒の予防として使われてきました。

独特のくせが強い味や香りは、ピネン・アピオールという成分で、この物質は虫がつきにくく、腸内でも有害なバクテリアが繁殖しにくくもします。

現代では肉食が増えていますね?

肉(たんぱく質)が腸内でおこす腐敗を防止するために、パセリは重要な役割を担ってくれるのです。

腸内が汚れている人ほど必要な食品の一つです。

緑が濃いので、浄化、造血作用をもっているパセリは、ビタミン、ミネラルが多く特にビタミンA・C・カルシウム・鉄分が豊富に含まれています。

動脈硬化や脳卒中の予防にも役立ちますね。

パセリジュースや青汁をつくって飲むのもいいかも?

👇玄米について詳しく解説!
白米と玄米の違いは?玄米の素晴らしさを力説!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA