頭痛でお悩みの方!緩和を目指す食品とは?

こんにちは!
パーソナルトレーナーの井上です。

頭痛というのは、よく女性の方であれば生理前もうそうですし、ストレスを抱えている方もそうですね。

風邪ひいて頭が痛い。こういったものも含めて、頭が痛くなるという現象の原因を考えてみようかと思います。

また、どういった栄養素を摂取したら良いか。どういう食事をしたらいいのか。こういったことについても解説していけたらなと思います。

頭痛の原因

まずは種類ですね。

これが主に2つあります。

①偏頭痛
②緊張型頭痛

この2つの違いですが、

緊張型頭痛というのは、一般的に対処できそうな、血流不全が原因でおこってくるものだったり、筋の緊張が原因でおこるものです。

偏頭痛は、脳の血管の拡張によっておこると言われています。

例えば、気温が高くなり、暖かくなれば、血管の拡張がおきます。

拡張がおきることにより全身の血流は促進されていきます。

または、砂糖やアルコールの摂取によって、ヒスタミンという物質が分泌されることにより、血管は拡張されます。これによる頭痛ですね。

どんな人がなるの?

・女性であれば、生理周期によるホルモンの乱れによるもの
・疲労を抱えている方
・極度の緊張状態が長く続いている場合
・不眠

こういった方達は頭痛が多いと一般的に言われています。

頭痛の前にまず、なぜこういった症状になってしまったのかを考え、解消できれば、自然と頭痛もおさまるかもわかりません。

特に、疲労や不眠は生活レベルを変えれば解消されるものが多いですね。

筋肉は関係あるのか?

これは筋肉の緊張がおこっている場合は関係あると思います。

多くのものというのは、筋の緊張による血流不全です。

それがおこっている際に、側頭筋をリリース(マッサージ)していきます。

側頭筋は頭の横にある、咀嚼筋の一つです。

あとは、胸鎖乳突筋や僧帽筋といった肩回りの筋肉が拘縮されていることにより血流不全がおこっていることが考えられます。

その場合に関しては、リリース(マッサージ)や、ストレッチによって可動域をだしてあげることにより、緊張型頭痛であれば、改善されていくケースが非常に多いです。

この食べ物は危険?

世間一般的にいわれているものでは、

砂糖、チョコレート、アルコール、こういったものがいわれるのですが、なぜかというとヒスタミンの分泌量が増えてしまうからということです。

ヒスタミンの分泌ば増えてしまうということは、炎症物質が増えてしまうということ。

不飽和脂肪酸であるオメガ6も同様です。サラダ油やごま油。

こういった植物油に多く含まれるオメガ6であるリノール酸というのは、身体の中で、アラキドン酸に変わり、さらにプロスタグランジンになります。

プロスタグランジンは、例えば生理前だったりとか、妊娠中の女性に多く分泌されるものですね。

お肉の油なんかは、アラキドン酸が多く含まれているため、体内でプロスタグランジンという炎症物質に変わってしまうのです。

このプロスタグランジンいわゆる炎症物質を増やさないために、上記にお伝えした食べ物は控えた方がよろしいと思います。

抗頭痛食品

抗頭痛食品は主に3つあります。

①生姜
②適量のコーヒー(条件がある)
③夏白菊

コーヒーに関しては、少し特殊で、

コーヒーを日常的に飲まれている方の副作用として、急にコーヒーを飲まなくなった際に、頭痛をおきてしまうとよく言われているんです。

日々毎日飲んでいる人であれば、そういった頭痛という症状は出ませんし、非常に身体の中で抗体ができやすい食品になりますので、

例えば、眠気を抑制する作用だったり、覚醒作用も、毎日カフェインを摂っているとだんだんその効果はなくなっていきます。

頭痛で病院にいくと、出されるお薬でカフェインを出されることがあります。

実はカフェインというのは、適量であれば、頭痛の改善に繋がるのです。

続いて、夏白菊です。

夏白菊に含まれるパルテノライドという成分が身体の中の炎症物質である、偏頭痛に対して効果があると認められています。

この夏白菊を使ったサプリメントというのは、意外と病院なんかでも頭痛で相談しにいくと出されたりするようなものなのです。

そして、生姜に含まれるファイトケミカルの種類でありますジンゲロール

このジンゲロールは熱を加えることによって、ショウガオールに変わります。

この成分は、炎症物質であるプロスタグランジンを抑制する作用があることが分かっています。

生理痛がひどいとか、頭痛がひどいとか、腰痛があるとか、こういう痛みをよく感じるような方というのは、

夏白菊や生姜を多く摂取していただくことで、痛みに対しての対処ができるのではと思います。

栄養での対策を考えてみる

脳に対する影響や、抗炎症作用があり、アルツハイマー型認知症の予防にも効果が認められている栄養素というのは

ビタミンDです。

このビタミンDは、もちろん食品からも摂取はできますが、

日光によって覚醒する栄養素ですので、いわゆる頭痛に限らず脳の疾患であったり炎症物質を抑えてくれる作用があることを考えると、

食品でビタミンDを摂って日光を浴びるといったような習慣をつけて頂くと頭痛に対する対処法になるのではないのかと考えられます。

もつ一つ、脳に対する影響に関していえば、アルツハイマーに関係してくるもので、

ホモシステインというものがあります。

これは、必須アミノ酸の一つであるメチオニンが身体の中で変化するたんぱく質の一種なのですが、

このホモシステインの濃度が身体の中で多くなってしまうことによって、アルツハイマーのような症状がでてしまうということが分かっています。

このホモシステインの分解に必要になってくるのが、

ビタミンB6、葉酸

こちらが豊富に含まれている食材を摂取することも必要になってくるのです。

まとめ

頭痛の原因としては、偏頭痛と緊張性の頭痛があり、

不眠や女性ホルモンの乱れ、肉や砂糖、オメガ6の過剰摂取している方がなりやすい。

緊張性の頭痛の場合、周辺の筋肉のリリースをするのか、抗頭痛対策として食品を見直すのか。

そして、ビタミンD、ビタミンB6、葉酸、を意識することで頭痛に対処していくか。

結構頭痛に悩まれている方はいらっしゃるんで、そういった方に対して

朝食に生姜湯なんてどうでしょうか?

朝から副交感神経もしっかり促進され、腸内環境も良くなると思いますよ。

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