こんにちは!
トレーナー育成講師の井上裕司です。
あなたは朝ごはん、食べる派ですか?
「朝って、なんとなく食欲がない…」
「時間がなくて、つい抜いてしまう」
そんな声、よく耳にします。
実は、筆者自身も長年「朝食は食べなくても平気」と思っていた一人でした。
ところが最近、あるテーマをきっかけに考え方が変わったのです。
それが、「体内時計(サーカディアンリズム)」というキーワード。
この体の“時間の仕組み”を知ってからというもの、朝の過ごし方を見直すようになりました。
今回は、「朝食はなぜ大切なのか?」を、体内のリズムという視点からやさしくお伝えしていきます。
健康やダイエットに関する判断は個人差がありますが、日々の生活をより心地よく整えるヒントになればうれしいです。
※ 専門的な医学的アドバイスや診断を目的とした内容ではありません。ご自身の体調やご不安がある方は、医療機関などの専門家にご相談ください。

🌿 サーカディアンリズムって?
人の体には、1日の中でリズムを刻む「体内時計」のような仕組みがあると言われています。
これを「サーカディアンリズム(概日リズム)」と呼びます。
たとえば──
- 朝になると自然と目が覚めたり
- 夜になると眠くなったり
- 食事の時間が近づくとお腹が空いたり
といった体の変化も、このリズムに関係しているそうです。
⏰ 実は、私たちのリズムは“25時間”?
少し意外かもしれませんが、体内リズムの自然な周期は約25時間とも言われています。
でも、地球の1日は24時間。
この“1時間のズレ”を毎日調整しないと、生活のリズムが少しずつ乱れていくとも考えられています。
では、そのズレを調整するには?
🔆 リズムを整える「2つのヒント」
- 朝の光を浴びること
朝起きたら窓を開けて、外の光を取り入れてみる。
日光には、目覚めのスイッチを入れる働きがあるとされています。 - 朝に食事をとること
朝の時間に何かを口に入れると、「活動のスイッチ」が入りやすいという説もあります。
この2つは、毎日を気持ちよくスタートするためのちょっとした習慣として、多くの人に知られています。
🍽 朝ごはんを抜くとどうなる?
忙しかったり、寝坊したりして朝食を抜くこともありますよね。
私もそんな日がありました。
でも、朝に何も食べないと、なんとなく1日がぼんやりしたまま進んでしまったり、夕方にドカ食いしてしまったり…。
もちろん人によって合う合わないはあると思いますが、私の場合は「朝に何かを口にする」ことで、気分や集中力が変わってきたように感じています。
☕「朝食は苦手…」という方へ
「食べると気持ち悪くなる」
「そもそもお腹が空かない」
そんな声もよく聞きますし、私も以前は同じでした。
いきなりガッツリ食べる必要はないと思います。
温かいスープやヨーグルト、軽めの飲み物など、自分に合った形で“朝の一口”を取り入れてみると、少しずつ慣れてくるかもしれません。
🧭 朝の習慣で、生活にリズムを
朝食をとることは、単にお腹を満たすだけではなく、
「今日も1日が始まったな」と体に知らせるような合図にもなっている気がします。
私自身、朝に食事をとるようになってから、
- 集中力が続くようになった
- 昼以降の間食が減った
- 夜の寝つきがよくなった
という実感がありました(※個人の体験です)。
📝 まとめ
- 朝は、体と心のリズムをスタートさせる大切な時間
- 光を浴びる・朝食をとることで、生活のリズムが整いやすくなるかもしれません
- 無理せず、自分に合った形で朝の習慣を作ってみるのがおすすめです
「朝の一口」から始めてみませんか?
※本記事は、健康・栄養・トレーニングに関する一般的な情報提供を目的としており、医療上の診断・治療を目的としたものではありません。
症状や体調に不安がある場合は、必ず医師や専門家にご相談ください。
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