こんにちは!
トレーナー育成講師の井上裕司です。
筋トレをしている人のSNSやYouTubeを見ていると、「鶏むね肉とブロッコリー」の組み合わせがよく登場しますよね。
もはや“筋トレ飯”の象徴ともいえる存在ですが、なぜここまでブロッコリーが人気なのでしょうか?
本記事では、ブロッコリーに含まれる栄養素や、筋トレと相性が良い理由、さらに日常で無理なく取り入れる方法まで、わかりやすく解説していきます。

💪ブロッコリーに含まれる栄養素【基本編】
ブロッコリーは、「緑黄色野菜」のひとつとして、さまざまな栄養素を含んでいることで知られています。
以下は、一般的に多く含まれているとされる栄養素の一例です(参考:日本食品標準成分表2020年版)。
✅ ビタミンC
ビタミンCは、日々の食事において取り入れやすい栄養素のひとつ。
野菜の中でも、特にブロッコリーは含有量が比較的高いとされています。
加熱でやや損失があると言われるため、蒸し調理や電子レンジ加熱など、やさしい調理法が選ばれることが多いようです。
✅ ビタミンK
ブロッコリーにはビタミンKも含まれており、日々の献立に緑黄色野菜を取り入れたいときの候補としてよく挙げられます。
✅ 葉酸(ビタミンB群)
葉酸は、特に妊娠期に注目される栄養素ですが、幅広い世代の健康的な食生活をサポートする成分としても知られています。
ブロッコリーにはこの葉酸も自然に含まれており、野菜から摂取したい人にとって選びやすい食材といえるでしょう。
✅ 食物繊維
ブロッコリーには不溶性・水溶性の両方の食物繊維が含まれています。
これはプレートに「かさ」を出したいときや、食事にしっかり感を加えたいときに重宝される要素です。
🏋️なぜ筋トレ民にブロッコリーが選ばれるのか?
① 調理がシンプルで続けやすい
ブロッコリーは短時間で火が通りやすく、下ごしらえも簡単。
トレーニング後で疲れていても、パパッと作れるのが大きなメリットです。
電子レンジ加熱、蒸し調理、軽い炒めものなど、アレンジの幅も広く、筋トレ中の「続けられる食材」として重宝されています。
② たんぱく質食材との相性が抜群
ブロッコリーは、鶏むね肉、ささみ、卵、牛赤身などと組み合わせやすい野菜。
味が主張しすぎないため、どんなメイン食材とも合わせやすく、食事の彩りも良くなります。
③ 栄養バランスを整えるサポート役として活躍
筋トレ中はどうしても「たんぱく質中心」になりがちですが、ビタミンやミネラルを含む野菜も必要。
その意味でも、ブロッコリーは“バランスのとれたプレート作り”のサポート役として選ばれているようです。
🍳ブロッコリーの取り入れ方【実践編】
ここでは、忙しい人でも簡単にできるブロッコリーレシピや取り入れ方をご紹介します。
● 蒸しブロッコリー+ゆで卵+塩
ゆで卵を添えるだけで、簡単な筋トレ向け副菜が完成します。
仕上げにオリーブオイルを少し垂らすと風味が豊かになります。
● 鶏むね肉と一緒に炒める
茹でたブロッコリーを、鶏むね肉や豚ヒレと炒めて、しょうゆ・にんにく・塩コショウで味付けすれば、主菜に早変わり。
ボリュームもあり、満足感の高い一品に。
● スープに加える
コンソメや味噌汁などに、冷凍ブロッコリーをポンと加えるだけで、食感と彩りをプラス。
とくに冬場は、温かい汁物に加えることで無理なく摂れます。
🔁習慣化のコツ|続けることがいちばんの鍵
「筋トレと食事管理を両立させたいけど、毎日は大変…」という方も多いはず。
そこで、以下のような工夫を取り入れてみると、ブロッコリーを無理なく継続できるようになります:
- ✅ 冷凍ブロッコリーを常備する
- ✅ 週末に下茹でしてストックしておく
- ✅ 調理せずそのまま食べられる「ベビーブロッコリー」も活用する
- ✅ カット野菜と組み合わせてサラダにする
これらを取り入れれば、「毎回準備する手間」を減らしながら、栄養バランスを保った食事が目指せます。
✅まとめ|ブロッコリーは“筋トレ飯”の名脇役
ブロッコリーは、扱いやすく・保存も効き・他の食材と相性が良いという三拍子そろった野菜。
含まれる栄養素も多彩で、筋トレをしている人の食生活に自然と馴染みやすい食材といえるでしょう。
食事の楽しさと健康的な習慣を両立させるためにも、今日の食卓にブロッコリーをちょっと加えてみてはいかがでしょうか?
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