アミノ酸をより具体的に説明してみた!

こんにちは!
パーソナルトレーナーの井上です。

生理学の基本的な知識は、すべての運動指導者にとって必要な科目です。

少しでも参考になればと思いますので、是非ご覧ください。

アミノ酸

アミノ酸という言葉は聞いたことはあるでしょうか?

アミノ酸というと、スポーツ選手が飲むものというイメージはないでしょうか?

私はアミノ酸が入っているスポーツドリンクを飲みながら練習をするというイメージが強かったです。

このアミノ酸はいったいどういったものなのかが分かれば、一般の人に必要なのか?またスポーツはしていないけれどダイエットのために筋トレをしている人にとってはどうなのか?考えられると思います。

まずアミノ酸は炭素があり、一つの炭素にアミノ基(-NH2)がついている構造をしています。

そしてその他の炭素に何が付いているかでアミノ酸の性質が変わっていくのです。
※その性質により水での溶けやすさが影響を受ける。

このアミノ酸は体内に存在しなければなりません。なぜかというと身体の組織であるたんぱく質を構成するのに必要不可欠だからです。
※筋肉や皮膚、爪、髪の毛、臓器など

たんぱく質はアミノ酸がたくさん結合してできたものですので、たんぱく質を摂取すればアミノ酸を摂取したことにもなります。

アミノ酸には種類があり、人間の身体には20種類ありますが、その中でも8種類

メチオニン、フェニルアラニン、リジン、バリン、スレオニン、トリプトファン、ロイシン、イソロイシン

この8種類のアミノ酸は体内で作ることができません。

ですので、食べ物から取り入れるしかないので、必須アミノ酸といわれています。

とくに分岐鎖アミノ酸といわれる、バリン、ロイシン、イソロイシンのBCAAと呼ばれるアミノ酸は、筋肉に多く、体内で合成できないアミノ酸なので、運動に関係したサプリメントとして販売されています。

たんぱく質はアミノ酸からできてはいますが、そのたんぱく質には20種類のどのアミノ酸がどのくらいの比率で含まれているかは、たんぱく質の種類によって違ってきます。

アミノ酸のサプリメントでも20種類のアミノ酸がそれぞれに役割があるということで、通常は複数のアミノ酸が混ざって売られています。

そしてそのアミノ酸の比率に意味があるように宣伝されることが多いですが、実際には本当に『その比率が他と効果が違う!』といったことを証明することは簡単ではありません。

アミノ酸の効果についてかなり極端な宣伝をされることがありますので、注意してください。

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