即効性のあるアミノ酸と筋肉痛との関係性

こんにちは!
パーソナルトレーナーの井上です。

生理学の基本的な知識は、すべての運動指導者にとって必要な科目です。

少しでも参考になればと思いますので、是非ご覧ください。

アミノ酸による筋肉痛の軽減?

アミノ酸を直で摂取する理由と目的はなんでしょうか?

もちろん人によって違ってくるかもわかりませんが、ほとんどの方が即効性を期待して摂取しているかと思います。

その即効性をなぜ期待して摂取しているかというと、素早く筋肉の合成に働いてほしいからであります。

トレーニングをしていると、どんどん筋肉が分解します。それを修復するにそれ以上の合成を狙いたい。

そのためには、筋肉の素であるアミノ酸を素早く補給する。

こういった感じではないでしょうか?

通常はトレーニングしてすぐに食事というわけにはいかないケースがあります。トレーニング数時間後になってようやく食事ができる。

さらに食事でたんぱく質を食べて、たんぱく質を消化し、それがアミノ酸となって吸収され、それから血液をたどって筋肉に届く。

到達されるまでに数時間はかかることから、結局トレーニングしてからアミノ酸が筋肉に届くまでにかなり時間がかかることになりますね。

ただしトレーニング直後にアミノ酸を摂取すれば、すぐに筋肉に届くことになります。

それがトレーニング後の筋肉の合成にうまく作用し、トレーニング後の筋肉痛の軽減にも関係する可能性が考えられているらしいです。

あくまで仮説ですが、伸張性収縮をおこした際に、筋肉が損傷しやすく、それが筋肉痛として起きている。

しかも運動直後ではなく運動の翌日に出ることから、筋肉が傷ついてそれを治そうと炎症反応がおき、それが痛みとして感じとっていることが予想されています。

そこで運動後のやり方によっては、筋肉痛のレベルが変わる可能性があるということです。

たとえば運動後にストレッチをすると、筋肉痛が軽減される可能性があります。

理由としては、ストレッチをすることにより筋肉への血流量が保てたり、筋肉の構造を維持しやすくなるといったことです。

ではアミノ酸摂取は関係してくるのか?とくに筋肉にとって重要であるアミノ酸、BCAAを摂ると、筋肉の傷ついた部分には再び筋たんぱく質が作られやすくなるということになるのか?BCAAで筋肉痛が軽減される可能性があるのか?

正直わかりません💦

筋肉痛がなぜ起こるのかということ自体が原因不明です。

ですので、軽減する方法といっても断言できません。

言えるのが、即効的にたんぱく質を筋肉に届けるという点では、トレーニング前後のアミノ酸摂取が効果的である可能性は高いということです。

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