こんにちは!
トレーナー育成講師の井上裕司です。
なぜ今、パーソナルトレーナーへの転職が注目されているのか?
コロナ禍を経て、健康や運動への意識が高まる中、「パーソナルトレーナー」という職業が改めて注目を集めています。特に最近では、サラリーマンから転職して新たなキャリアを築く人も増えてきました。
実は、未経験からでもパーソナルトレーナーとして活躍することは十分に可能です。むしろ、社会人経験がある人ほど、信頼されやすく、顧客との関係構築にも強みを発揮できます。
本記事では、なぜサラリーマンからパーソナルトレーナーへの転職が現実的なのか、未経験でも成功できる理由と、実際のステップを解説します。

「未経験」はハンデではなく“武器”になる
多くの人が「トレーナーは体育会系出身じゃないと無理」と誤解しています。しかし、実際には運動指導や栄養知識は後からでも学べます。
むしろ、社会人としてのビジネスマナーや対人スキル、継続力などは、前職で身につけた大きな“武器”です。実際に顧客対応で重視されるのは、トレーニングの知識だけではなく「信頼される人間性」です。
市場が求めているのは「共感できるトレーナー」
トレーニング未経験の一般のクライアントにとって、「元アスリート」のような経歴よりも、「自分と同じように社会人経験があり、ゼロから体を変えたトレーナー」の方が、信頼と共感を得やすいのが現実です。
あなたが「運動が苦手だったけれど、健康のために学び始めた」という背景こそが、多くの人にとって希望になるのです。
実際にどうやってトレーナーになるのか?ステップを紹介
未経験からパーソナルトレーナーになるには、以下のようなステップがあります。
● ステップ1:基礎知識の習得
解剖学・運動生理学・栄養学などの基礎知識を学びます。独学でも可能ですが、スクールや通信講座で体系的に学ぶ方が早道です。
● ステップ2:資格取得(NSCA-CPT、NESTA-PFTなど)
資格は必須ではありませんが、信頼性を高める武器になります。特に未経験者には、理論的な裏付けとして非常に有効です。
● ステップ3:現場経験を積む
ジムのスタッフ、アシスタント、またはパーソナルジムでの研修などで経験を積みましょう。副業としてスタートするのも現実的です。
サラリーマン時代の経験が活きる瞬間
● プレゼン力 → トレーニング指導やカウンセリングでの説明力に
● マネジメント経験 → セッションの組み立てや長期的な指導計画に
● 営業や接客 → 集客やリピート率アップに
「これまでの仕事と全く違う世界」と思われがちですが、実はトレーナー業は“総合力”が求められる職業。あなたのこれまでの経験すべてが役立ちます。
年収や働き方のリアル|独立・副業という選択肢も
パーソナルトレーナーの働き方は多様です。
・フィットネスジム勤務(社員・業務委託)
・パーソナルジムでの業務委託契約
・フリーランスでの独立開業
・オンライン指導による副業展開
努力次第で月収30万〜50万円以上を目指すことも可能。柔軟な働き方を実現できる点も、転職先としての大きな魅力です。
最初の一歩が未来を変える|あなたにもできる理由
「運動が好き」「人の役に立ちたい」「自分の人生を変えたい」
そう思った瞬間から、あなたのキャリアは新たに始まります。
年齢や経歴は関係ありません。正しい知識と経験、そして情熱があれば、未経験でもパーソナルトレーナーとしての成功は十分に手に入ります。
おわりに
サラリーマンからパーソナルトレーナーへ——
これは一見、真逆のキャリアチェンジのように見えるかもしれません。
しかし今や、自分の健康を守り、人の人生にも貢献できるこの職業は、令和時代の“天職”とも言える存在です。
あなたも一歩踏み出してみませんか?
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