こんにちは!
トレーナー育成講師の井上裕司です。
「1日の食事回数は決まっていますか?」
多くの方が「1日3食」と答えるかもしれませんが、実際には生活スタイルに合わせて、2食や4食に分けている方も増えています。
この記事では、こまめに食事を摂ることが体づくりや習慣化にどんな良い影響があるのか、一般的な見解や一部のトレーニング経験者の体感をもとにご紹介します。

■ 食事回数が多いと満足感が持続しやすい?
食事を複数回に分けることで「空腹の時間」が減りやすくなり、結果としてドカ食いの予防や間食の減少につながることがあるようです。
例えば、1日5~6回に分けて軽食を摂ることで「急な空腹感が起きにくくなった」「集中力が続きやすくなった」という声も見られます。
これはあくまで一例ですが、血糖値やエネルギー供給の波を穏やかにすることに役立つ可能性があると考えられています。
■ 空腹時間と身体のリズムの関係
人の身体は、長時間食べないとエネルギーを補うために内部の栄養を使うと言われています。
このときに使われるエネルギー源は人によって異なり、筋肉内の糖(グリコーゲン)や脂肪などが使われる場合もあります。ただし、極端に空腹の状態が続いたり、急に大量に食べたりすると、体にとっては負担になる可能性があるとも言われています。
そのため、生活スタイルに合った範囲で、無理なく安定した食事タイミングを保つことがポイントです。
■ 食事回数を分けると、食後の満足感が変わる?
1度に多くの量を食べるよりも、少量ずつこまめに食べるほうが満足感を得やすいという人もいます。
これは、食べた量ではなく「噛む回数」や「消化のスピード」が影響している可能性もあるようです。たとえば、同じカロリーでも2回に分けて食べた方が満足感が長続きするという声もあります。
ただし、食事回数を増やすと1回あたりの準備が増えるので、生活に合ったスタイルを選ぶことが重要です。
■ 栄養バランスとリズムを意識しよう
食事を分けるときに意識したいのが、1回ごとの栄養バランスです。
例えば、たんぱく質や炭水化物、脂質などをバランスよく含んだ軽食にすることで、過剰摂取や栄養の偏りを防ぎやすくなります。コンビニなどで手に入るゆで卵、ヨーグルト、おにぎりなどを上手に活用して、手軽で継続しやすい工夫をしている方もいます。
■ 魚を取り入れる工夫も
最近は魚の摂取量が減っていると言われますが、魚には良質なたんぱく質やDHA・EPAなどが含まれており、食事のバリエーションを広げるうえでも有効とされています。冷凍や缶詰を活用すれば、忙しいときでも手軽に取り入れることができます。
■ 食事回数は自分に合った回数でOK!
「結局、1日何回がベストなの?」と迷う方も多いと思いますが、食事回数に正解はありません。
たとえば:
- 朝しっかり食べたい人 → 朝・昼・夕の3食
- 小食でお腹が空きやすい人 → 4〜5回に分けるスタイル
- 仕事や移動で1回あたりの時間が短い人 → 少量をこまめに
など、自分のリズムに合わせるのが続けやすさのコツです。
■ 運動と組み合わせるとよりスムーズ
軽いウォーキングやストレッチなどの運動を日常に取り入れると、食事によって摂取したエネルギーを有効に活用しやすくなるとも言われています。
食べるだけでなく、軽く体を動かすことで気分転換や睡眠の質向上にもつながるかもしれません。
まとめ
- 食事回数は、1日3食にこだわる必要はありません
- 空腹時間を減らすことで、食事の満足感が続きやすくなることもあります
- 栄養バランスを意識し、手軽で継続しやすい工夫を取り入れるのがポイント
- 魚や発酵食品など、食品の種類も意識してみましょう
- 運動との組み合わせもおすすめです
※この記事は、一般的な生活習慣や食事スタイルに関する情報提供を目的としています。健康状態に不安がある場合は、専門の医師や管理栄養士にご相談ください。
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