筋肉が減ると老ける。“動ける体”を守るために、今すべきこと
こんにちは!
パーソナルトレーナーの井上です。
「最近つまずきやすくなった」
「階段がしんどい」
「体型が変わってきた気がする」
その原因、もしかしたら “筋肉の減少”かもしれません。
実は、年齢とともに自然と筋肉は減っていきます。でも安心してください。
今からでも、筋肉は取り戻せます。

筋肉は20代をピークに減り続ける
人の筋肉は、20代を過ぎると徐々に減っていきます。
特に40代以降は年に1%ずつ、何もしなければ減少。
さらに70代では、若い頃の半分以下になってしまうこともあります。
この「筋肉の減少=サルコペニア」が進むと…
・転びやすくなる
・体力が落ちる
・太りやすくなる
・介護リスクが高まる
“老けた”と感じる多くの変化は、実は筋肉が原因なのです。
今すぐ始めたい「ゆる筋トレ」
でもご安心を。
筋肉は、年齢に関係なく刺激を与えれば必ず応えてくれます。
たとえば…
・椅子に座ったままのスクワット
・階段を1段ずつ意識して上がる
・壁に手をついて腕立て
・これだけでも立派なトレーニング。
大切なのは、“筋肉を使うことをあきらめない”ことです。
食事が筋トレの“燃料”になる
筋肉をつけるには運動だけでなく、栄養も重要。
特に意識してほしいのが「たんぱく質」。
肉・魚・卵・豆製品
牛乳・チーズ・ヨーグルト
これらを毎食コツコツ摂ることで、トレーニングの効果も高まります。
加齢とともに、筋肉の“材料”は足りなくなりがちなので、しっかり補いましょう。
筋肉は「健康寿命」の鍵
健康寿命とは、「介護を必要とせず、自立して暮らせる期間」のこと。
この健康寿命を延ばす最大のポイントが “筋肉”です。
・歩ける
・転ばない
・自分の足でトイレに行ける
これって、全部“筋力”があるからこそできることなんです。
まとめ:もう歳だから、は卒業
「もう歳だから無理…」
そう思った瞬間から、筋肉は減っていきます。
でも逆に、「今からやってみよう」と思えたら、
そこから体も未来も、変わり始めるんです。
筋トレは特別なことではありません。
散歩、椅子からの立ち上がり、階段を使う。
そんな小さなことから、あなたの体は確実に変わります。